punimaruko157のブログ

主に急逝してしまった兄の話。

1人で頑張る

私が愛聴しているTokyoFM LOVE CONNECTIONにて、(11:30~13:00)

Listen My Playlistという、アーティストやクリエイターがテーマにそった選曲をするコーナーがある。

この日は、俳優の高杉真宙(たかすぎまひろ)さんの選曲だった。

「1人で頑張りたい時に聞くプレイリスト」

ということで3曲選んでいた。

「僕自身は割と仕事前の夜とかに聞いて鼓舞されるのがすごい好きで、大体きいています。セリフ覚えながら少し疲れた時に、窓開けて涼みながら明日頑張ろう!と聞く3曲です。」

(ラブコネ番組サイトより)

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こちらもラブコネサイトより抜粋です。

高橋優さん「同じ空の下」は私も好きな曲。

私も、「はー、いい曲選ぶじゃなーい。」なんて思って聞いていた。

そしたら、私のアンテナが、ピーンと反応するんです。

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えーーーーー!

若い子だよねぇ。なのに!どこで知ったんだろう?

フェスとかかなぁ?

もうこれは曲を聴いただけでもうウルウル。

 

ここで改めて歌詞を読んでみていただきたい。

 

俺たちの明日

Written by 宮本浩次エレファントカシマシ

 

さあがんばろうぜ!

オマエは今日もどこかで不器用にこの日々ときっと戦ってることだろう

 

どうだい?近頃仕事は忙しいのかい?

どうだい?かみさんは元気か?子供は大きくなったかい?

実は昨日オマエとつるんで歩く夢を見たんだ

昔みたいにオマエと歩く夢を

 

そういやあの頃は俺たちの時代を築こうなんて話を

何時間でも語り合って飽きなかったな

そしてそんな時間こそ本当は俺たちの あぁ 人生そのものだったな

 

時は流れてもう りっぱな大人さ 今はそれぞれの道を行く

 

さあがんばろうぜ!

負けるなよそうさオマエの輝きはいつだって俺の宝物

でっかく生きようぜ!

オマエは今日もどこかで不器用にこの日々ときっと戦ってることだろう

 

10代憎しみと愛入り混じった目で世間を罵り

20代悲しみを知って 目を背けたくって町を彷徨い歩き

30代愛する人のためのこの命だってことに あぁ 気づいたな

 

季節は過ぎてそれぞれの空オマエこの頃何想う

 

さあがんばろうぜ!

負けるなよそうさ オマエの輝きはいつだってオレの宝物

でっかく生きようぜ!

オマエは今日もどこかで不器用にこの日々ときっと戦ってることだろう

 

さあがんばろうぜ!

輝き求め暮らしてきたそんな思いがいつだってオレ達の宝物

さあでかけようぜ!

いつもの景色この空の下 いつかどでかい虹をかけようよ

さあがんばろうぜ!

負けるなよ そうさ オマエがいつかくれた優しさが今でも宝物

でっかく生きようぜ!

誓った遠いあの空忘れないぜ そうさ 今も同じ星を見ている

 

 

 

 

どうだい?近頃仕事は忙しいのかい?かみさんは元気?子供はどう?

そんな会話、誰しも交わしているのではないか?

私は、兄と、よくフェスにいく友達との会話でこういうのがあったのでは?

と想像した。兄のスマホにはその友達とフェスに行った時の写真がたくさんあった。

2人仲良く並んでいる写真も何枚かあった。

「いいおじさんが2人並んでさぁ。写真撮ってんだよ。周りでは若い子がさぁ、男女で撮ってんだよ。」なんて話をしていたのを思い出した。

2人は何を語ったのかな?何度か兄のアパートに泊まった事もあったそうだ。

葬儀でも立派なお別れの言葉を兄にしてくれた。

こんなエピソードがある。

寒い冬の時、兄はふとんを何枚も掛けて寝ていたそうだが、その友達にはこたつで寝させられた。

そして風邪をひいた、という話。

ちょっと、せめてかけ布団くらい貸してあげなさいよ、と(-。-;

 

話を選曲に戻そう。

今回のこのテーマ、「1人で頑張りたい時に聞くプレイリスト」という事だったのだが、

もしかしたらエレカシの音楽を聞いて兄も1人で頑張ろう、と奮い立たせていたのかなぁ?

 

兄とのLINEでのやりとりで、最後に「ドーンといけ」と言葉が添えられた事がよくあった。

「でっかく生きようぜ!」この宮本さんの歌詞から出てきたものでしょう。

やっぱりエレカシを聴くと自然と兄を思い出す。泣いちゃう。

ねぇ、お兄ちゃん。