punimaruko157のブログ

主に急逝してしまった兄の話。

ラブソング

いつまでも続いてゆくと 僕はずっと思ってたんだよ

あの日君がキレイすぎるわけを 僕は何も知らなかった

 

神様って人が君を連れ去って 二度とは逢えないと僕に言う

どこにいくんだよ 僕は何もできなかったよ

美しすぎた人よ

 

あいたくて あいたくて どんな君でも

願いごとがもし一つかなうならば

いますぐに いますぐに 抱きしめたいんだよ

ずっと君のそばにだけいたかったんだ

心の中は涙の雨のメロディー

君と過ごした日々は 忘れるなんてできないんだよ

 

僕はカラッポになってしまって ぬけがらみたいになったよ

美しすぎた君の姿を 僕は今日も想ってしまうんだ

 

神様って人が君を連れ去って 二度とは逢えないと僕に言う

そんなサダメなら聞きたくはなかったよ

美しすぎた人よ

 

あいたくて あいたくて どんな君でも

願いごとがもし一つかなうならば

いますぐに いますぐに 声が聞きたいよ

ずっと君と僕とのメロディー

君と過ごした日々は忘れるなんてできないんだよ

 

今夜も君の姿 探してしまうよ

想い出の手紙を 捨てられずいるよ

もう声は君には届かない

奇跡がおきるなら もう一度 もう一度だけ

 

あいたくて あいたくて どんな君でも

願いごとがもし一つかなうならば

いますぐに いますぐに 抱きしめたいんだよ

ずっと君のそばにだけいたかったんだ

心の中は涙の雨のメロディー

君と過ごした日々を忘れることなんてできずに

 

だけどそいつが僕のカラッポを埋めてくんだよ

 

Written by 山口隆サンボマスター

 

 

先日、NHK SONGS(総合 土曜 午後11時00分〜)に兄の好きだったバンドの1つ、サンボマスターの3人が出演していた。

ライブでは、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」「輝き出して走ってく」そしてこの、「ラブソング」を披露していた。

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ、では、定番の曲として歌われているようで、

ファンのみんなが、「愛と平和!」「LOVE and PEACE!」と叫び、最後、ボーカルの山口さんがこう問いかける。

「笑ってっか?なぁ、笑ってっか?」聞くとすかさずファンの顔がぱっと映る。

文字通り満面の笑みがならぶ。いい編集です。

山口さんは続けます。「そしたら言わせてください。」

「世界はそれを、愛と呼ぶんだぜ」と叫んで終わる。私は痺れた。この山口さんの問いに。

 

ちょうど今TBSテレビで放送しているドラマ、「チア☆ダン」の主題歌にもなっている、「輝き出して走ってく」。この曲もとても「エモい」曲になっている。

一度ドラマをみたのですが、最後、いいところで流れて、心を鷲掴みされていく。ドラマとぴったりな曲である。

この曲も是非聞いて見ていただきたい。

 

そして最後に「ラブソング」。

実は、東日本大震災を機に、この曲が歌えなかったという。ちなみにリリースは震災の2年前だそうだ。この曲は、大切な人を失った、深い悲しみを歌った曲だ。

福島県会津若松市出身のボーカル山口さん。福島県出身のアーティストで「猪苗代湖ズ」を結成されていることはご存知の方も多いはず。

実は、本当に歌っていいものか、ずっと、悩み続けていたんだそうです。失ったものへの想いは、簡単に歌えないな、そんな思いでいたそうです。

月日が経ち、伝えたい想いが募ってきて、ようやくここ1、2年で歌うようになったそうです。

ボーカル山口さんは言います。

「失ったものに対するアイラブユーというのを、自分は言ってないなぁと思って。やっぱり失ったものに、失った人、物、それはどんな国、性別問わず。」

「なんか、そこにアイラブユーって言いたいなっていうのはやっぱりやりたいなと思って。」

 

もう、この言葉だけで私は涙腺が緩んできてしまって。

メロディーもメロウな感じで。やはりもう一度会えるとしたら抱きしめてあげたい。「大丈夫だよ、頑張ってるよ。よくやってるよ。お兄ちゃんありがとう。」と。

 

ちなみに、番組の支配人である大泉洋さんが、こんなことをサンボマスターの3人に聞いていた。

「Rockとは、何ですか?」と。

ロックンロールは、「それでいいよ」っていう音楽だと思うんですよね。

そんなこと言ったら怒られますけど、そんなに学校辛いんだったら、学校よりロックンロールを選べよっていうね。

そんなに苦しいんだったら、ロックンロールに居場所来いよっていうかさ。

命の肯定っていうか、なんか偉そうだけどさ。

やっぱり、ライブハウスのそういう空間って、僕らいっぱいやらしてもらってますけど、

あくまでも非日常的な空間でしょ、あそこは。だからこそあの中ではそういう外の嫌なこととかを忘れてもらえるような、そんな空間を提供したいというか一緒にそういうものを作り上げていけたらいいかなっていうふうには思います。

だから毎日の生活だけがそこに引っ張られてる。辛い想いだけすることはないと思うんですよ。

あそこ(ライブハウス)でああやって騒げることが幸せだな、と感じて生きて欲しいですもんね。

 

 

私自身も、ドリカムが大好きで、今まで何度もライブに足を運んだ。

ライブ会場が居場所、自分が幸せと思える居場所、そこは私も同じ思いだなぁと感じました。

音楽が大好きで、フェスなんかもたくさん行っていた兄。ちょうど今開催しているロッキンフェスにもかかさず行っていた。

兄はそういった場所が「居場所」であり、Rockだったのかなぁ。なんてことを感じた。

そんな居場所に必ずついていってくれてた友達君にも感謝の気持ちでいっぱいだ。

改めてありがとうございました。