64(ロクヨン)
兄がこんなことを言っていた。
「映画の方はさぁ、佐藤浩市かっこよすぎるからなぁ。見る気がしないなぁ。」
私もNHKでやっていた64(昭和64年に時効を間近に控えた未解決事件を解決するというようなドラマ。)を見ていたので、兄のこの意見も分かる気がした。
だけど映画は映画でまた描き方もありそうだし、私はみてみるのもいいのかなぁ、とも思っていた。
ピエール瀧よかったよー。と兄も私も絶賛していた。
さらに、兄は北野武さんの大ファンなので映画ももれなく観に行っていた。
「アウトレイジ最終章」も大絶賛していた。パンフレットも見えるところに置いて、ウイスキーを飲みながら眺めていた。
私はというと、TBSラジオ「たまむすび」のヘビーリスナーだ。そういえば一度瀧さんにメールを読まれたことがある。すっごく嬉しかった。
兄も仕事を探している時に聞いていたようで、たまにメールも送っていて、なかなか読まれなくて悔しい思いをしていた。
兄はどの曜日によく送っていたのだろう?
報道があった水曜たまむすび、パートナーの博多大吉さんが、パーソナリティである赤江珠緒さんの言葉を1つ1つ受け取っていて、
最終的には赤江さんが読めなかった原稿を読むという事をしていた大吉さん。
その姿に私を含むリスナーも胸を打たれていました。
リスナーさんは、Twitterでよく書き込みをしていますが、番組のハッシュタグをよくつけて呟いてます。
それがすごかった。
ハッシュタグのタイムラインは早かった。
ラジオは1対1のメディアであると思うと同時に、パーソナリティとリスナーの関係はまるで家族のようなものだということを私は感じた。
居場所、コミュニティなのだということ。
ハッシュタグに集う大事な「家族」なのだ。
瀧さんにはこの「居場所」にしれーっと、いつでも帰ってきて欲しい。
たまむすびの話、記事にもなっていたようです。
https://www.hochi.co.jp/entertainment/column/20190315-OHT1T50099.html
私には伝わりました。いい記事です。
また、出演した作品、電気グルーヴとしての作品にも全く罪はない。
見たい人が見たい時に、自由にみたり聞いたりできる社会を私は望む。