偶然
兄が亡くなってからというもの、たくさんの「偶然」が重なる。
知り合いの知り合いは自分の知り合い、というのが田舎ではよくある。
それが毎日といっていいほどある。
兄が飲み屋で知り合ったというあるシンガーソングライターさんと偶然にも
あるパスタ屋で出会い。連休ということもあって店は混んでいた。
どうする?という話になり、私は兄の行きつけの喫茶店に行こう、と提案した。
私は高校時代の後輩ちゃんと一緒で。兄の知り合いだった人も誰かと一緒で。
ほぼ同時に店について。
せっかくなので兄の話をしながらランチをした。
メニューをみるなり、私は、「もう私は決まってるから。」と。
私は、兄が好きだったシーフードスープスパを頼むから。って言ったらみんな
「じゃあ私も。」と同じものを頼んでくれました。
そしたら、そのシンガーソングライターの人が連れてきたのはなんと、
お経をあげてくれた兄弟のお嫁さんだっていうじゃないですか。
なんとゆう繋がり!
そしてそして、そのお嫁さん、私の昔からの幼馴染と職場が一緒だった、ってゆうじゃないですか!
なにそれーーーーーー!(◎_◎;)
そもそも、私がその後輩ちゃんとランチをしようとした理由も、
兄が亡くなった直後くらいに、保険屋さんから電話が来て。
よくよく話すと、後輩ちゃんだった、ってことが判明して。そこからお互い連絡先を教えて、
LINEを通じて連絡をとり、ランチをした、という事だった。
これはよく行っていたバーのマスターから聞いた話だが、
兄は、偶然、とかそういうのが好きだったようだ。
今日のこの出会いも、お兄ちゃんの仕業なのだろうか?
さては…まだいるな?
そうゆうことなの?お兄ちゃん?