ピーマン
私は平成31年2月22日、毎日新聞本社にて、「私たちにもできる政治参加『#子育て政策聞いてみよう』」というイベントに足を運びました。
これは、未来の子育て全国ネットワーク(miraco)というチームが、毎日新聞社、株式会社GARDENと共に主催したイベント。
前半は各登壇者のプレゼン、後半は各テーブルに別れてディスカッション、というものだった。
登壇者は、中野区長の酒井直人さん、POTETO代表の古井康介さん、毎日新聞矢澤秀範さん、miraco塚田さん、穂積さん(後に中央区議選に立候補なさいました。)
という、どの方もいろんな視点で子育てについて語っていて、時間があっという間に過ぎていました。
私がとても印象深いなと思ったのは、POTETO代表の古井さんのプレゼンで、
「政治とはピーマンみたいなもの」と言ったことに軽い衝撃を受けました。
思いました。思い出しました。
そういえば私もピーマン嫌いだったなぁ、と。
私がピーマンを食べられるようになったのは、小学校の低学年の頃。
当時私は学校から家にではなく、おばあちゃんや親戚のお家に行くことがあった。
預けられていた。
親戚の今はもう会えなくなってしまったおばさんが、肉詰めにして食べさせてくれた。
それから私はピーマンが食べられるようになった。
何が言いたいのかというと、政治とは、生活を良くするためのものだということ。
実はすごく一人ひとりに密着したもの、ということなんです。
私の故郷である群馬県沼田市も少子化の問題に対してまったなし、の状況である。
本日のロングとアップ。近所にある母校をぶらりと。咲き乱れておりました。#寂しい #昔は三階建てだった #校歌歌えますか #自主自律
この写真は、私が通った中学校。
私が現役の中学生だった頃は、校舎が三階建だった。ブラスバンド部だった私は三階にあった音楽室に毎日足を運んだ。夏休みに入るとコンクールに向けて暑い中練習を重ねた。私の原点でもあるかもしれない。
生徒が減少していると言う事実に対しての工事だったのではという私の意見。
実は、私が中学在学中にも改築はありました。でもそれは、校舎の老朽化によるものでした。
私の学年は5クラス。1クラス35人くらいだった。ちなみに私の一個上の学年は6クラスだった。
私が通った中学がどうして改築されたのかは人口減少だけではないかもしれない。
はっきりとした事実は私はまだ知らない。
私が通った小学校にも足を運んでみた。
校舎はそのまま残っていた。最近は耐震補修工事もされていた。兄が生前教えてくれた。災害時などにも対応できるかと思う。
中庭には、チューリップもたくさん咲いていた。私は春に咲く桜やチューリップを教室から眺めることが大好きだった。一気にあの頃の私が戻ってきたような気分になった。
興味はクラス数、そしてクラスの人数。ちょっと窓から教室を「のぞいて」みた。机の数を見てみた。
私が通った小学校は現在2クラス。1クラス20人もいたかな?そんなにはいなかったようにも思える。とにかく後ろがすごく空いていたのを覚えている。
私が小学1年生の頃はひと学年3クラスで、1クラス30人くらいはいただろうか。一学年100人弱、という計算になる。教室の後ろまで机が並んでいた。
沼田市議会のある議員さんのお話によると、今年入学した児童は38人だったという。
私はまずびっくりした。私が育った小学校に入学した子が38人しかいなかったということ。
私は知らなかった。こんなにも少子化が進んでいるという事実を。
私は、8月に行われる沼田祭りに参加することがありました。お祭りについてはこちらを熟読してみてください。
私だから伝えられる沼田まつり https://t.co/EFnQKVy9zG @YouTubeより
— ぷにちゃん(お兄ちゃんありがとう) (@punimaruko) 2019年5月2日
父がお祭り大好きで、神輿ではなく山車(沼田ではまんど、って言います)でやる御囃子をやっていて。
私自身も小学校の低学年から毎年参加していた。7月に入ると練習がある。子供達が集まる。
父がその度に言っていた。「子供が少なくてなぁ。」「俺ん家の近所なんて子供いねぇしなぁ。」
それこそ、私が小学校の頃は近所の子たちと何となく集まって遊んでいたりした。
今はそう言った光景を見ることができないという。これもまた時代なのかもしれない。今は塾や習い事に時間を費やしているのかもしれない。
実家のご近所さんには本当は子供はいるのかもしれない。それはまだ私がつかめていない事実。
実際に御囃子の練習にお邪魔してみると、中学生、高校生の子たちが率先して笛を吹いて、自主的に練習を進めていた。昔からの幼馴染夫婦が率先して運営まで頑張っていた。
途中でアイス休憩が入る。私が小学生の頃は大勢が一斉にアイスに向かって群がって争奪戦となっていた。
今は、なぜかみんな遠慮がちにしていた。これは時代の差なのかなどと思った。
こうして、たくさんの事実を述べることによって、私は何をしたらいいのか、私には何ができるのか、「考える」ことができると思う。
こういうことも、「政治」なんじゃないかと私は思う。そう。
こうやって、細かく砕いてハンバーグに入れたり、肉詰めにしたりして食べることによって克服できることなのでは、なんて思う。
待機児童ゼロ!男の産休義務化!日本を「子育てしやすい国」に変身させるプロジェクト - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
この、未来子育てネットワークさんが奮闘されている。
このブログを目にしてくださったあなたは、今子育てされてますか?
それとも、終わったよ、という方もおられるかもしれない。子供はいないよ、という方もいるかもしれない。私も今は自分の子供はいない。
どんな人でも安心して子育てできる群馬県沼田市に、日本になれたらいいと、心から願う。